1966年に創立されたフラワーアートスクールは、30年以上の歴史をもっているスクールです。
現在、高田馬場校と中野校の2つの校舎が設置されており、たくさんの生徒たちがフラワーデザインを学んでいます。
スクールやショップを開く、デザイナー として活躍するなど、花のプロフェッショナルを養成することを目的とした実践的な 教育を提供。
いくつかのコースが用意されていますが、短期間で集中して学ぶことを基本にした授業が展開されています。
講師の石塚さんと生徒さんにお話をお聞きしました。

 
 
 
 
   

石塚千夏講師
本校では、3時間授業を基本にフラワーデザインを学んでいただきます。通常よりも長いとお感じになるかも知れませんが、たっぷりと時間をかけているのには、実は理由があります。まず、授業の前半は先生方が適切なアドバイスや指導を行い作品を制作します。後半は、一人ひとりがフラワーデザインの技術を確実に身につけるために復習レッスンを行います。常に、このサイクルを大切にしているので、3時間というのはどうしても必要な時間なのです。この繰り返しにによって、お稽古ごとではない花のプロを養成する教育機関として機能しているのです。



 
   
     
 
もう一つ、本校の特徴として挙げられるのが、実習としてのデモンストレーション ショップの運営です。
これは、生徒たちだけでフラワーショップを企画し運営して いくというもの。
花の仕入れ、商品づくり、ショップのディスプレイ、チラシの作成 ・配布、そしてショップの経営までを行っていただきます。
こうした体験によって、 商品開発、マーケティングやPRのやり方などトータルなノウハウを身につけていただ きます。
また、お客様とのやりとりの中から、情報やニーズをつかみ、それをデザイ ンに反映させることも学べます。このような実習は、プロとして活躍するために欠かせないものなのです。
 
 
 
 

■高橋夏代子さん
(速成コース在籍・東京都出身)

小さい頃から、花は大好きでした。 でも、実際にフラワーデザインの世界を目指そ うと思ったのは、ブーケの美しさに出会ったことがきっかけ。
自分でも絶対に素敵なブーケを創ってみたい。
そんな思いを抱きながら、このフラワーアートスクールに 入学しました。
ここを選んだのは、とにかく短期集中で学べることが魅力だったから。
入学当初の頃と比べて、自分の成長を日に日に実感しています。






■河合秀美さん
(速成コース在籍・愛知県出身)
この学校に入って良かったなと思う点は、フラワーデザインの基本をしっかりと教 えてくれるところだと思います。
自分がよく分からない部分があっても、先生方がていねいに細かく説明してくれます。私は高校卒業後、OLとして働いていたのですが、 どうしてもこの世界で働きたくて入学しました。
都内に寮が3ヶ所あり、私もその一 つ の寮から通学中。卒業後は、ホテル関係に就職できればと思っています。
 
 

 
中野校アレンジホール 野辺山のアレンジホール
 
 

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